ホーム

買う前の不安

ビットコインは、毎月少しずつ買うのがいい?

少し買ってみたいけれど、今日は高い気がする。下がるのを待っていたら、いつ買うか分からなくなった。

毎月の収入から少しずつ買いたいなら、購入額と時期を先に決める積立は、一つの始め方です。毎回買い時を選ぶ負担を減らせますし、月の予算にも組み込みやすくなります。

ただ、値段が下がれば、積み立てた分の価値も下がります。まず生活に必要なお金を残し、自分が無理なく出せる額と、その額で使える購入方法を考えてみましょう。

毎月いくらなら、生活に無理がない?

買う額を決める前に、家賃や食費、近いうちに払う予定のお金、急な出費への備えを残します。ほかの貯蓄や投資に回している分も含めて、毎月の収支を見てみてください。[S01]

たとえば、月5,000円でも1年続ければ購入総額は6万円です。月の負担だけでなく、「持っている分の価値が下がったときも、生活に困らないか」まで考えると、金額を決めやすくなります。

この記事の5,000円は説明用で、おすすめの購入額ではありません。自動積立サービスで必ず設定できる金額でもありません。サービスの最低額が自分の予算より高ければ、そこに合わせて無理に増やす必要はありません。

生活費が足りない、近いうちに必ず使うお金しかない、損失を受け入れられない。そんなときは、今は購入を見送って大丈夫です。仕組みを調べてから考えることもできます。[S02]

同じ5,000円でも、買える数量は変わる

毎月決まった円額で買うと、買えるビットコインの数量は、そのときの購入価格で変わります。安いときには多く、高いときには少なく買う形です。この定額で繰り返す買い方は、「ドルコスト平均法」と呼ばれます。

数字で見てみましょう。毎月5,000円ずつ、次の価格で購入できたと仮定します。

以下は説明用の金額と価格です。実際の相場や予測、推奨額ではありません。費用・売買の価格差・税・利息・端数処理は省いています。

各回5,000円でも、1 BTCの購入価格が1,000万円・500万円・2,000万円なら、買える数量は0.0005 BTC・0.001 BTC・0.00025 BTCになる説明用の図。

購入時点 説明用の購入価格 今回の購入額 買える数量
1か月目 1,000万円/BTC 5,000円 0.0005 BTC
2か月目 500万円/BTC 5,000円 0.001 BTC
3か月目 2,000万円/BTC 5,000円 0.00025 BTC
3回合計 — 15,000円 0.00175 BTC

計算は「購入額÷1 BTC当たりの購入価格」です。2か月目は購入価格が1か月目の半分なので、同じ5,000円でも2倍の数量を買えます。3か月目は価格が高くなり、買える数量が減っています。[S08]

積立なら、損をしにくくなる?

安いときに多く買えたとしても、その後の損失を防げるとは限りません。

上の例で持っているのは0.00175 BTCです。その後、価格が600万円/BTCになったとすると、その時点の値段で計算した評価額は次のようになります。

この評価も、費用・売買の価格差・税・利息・端数処理を省いた説明用の計算です。売却・出金後の手取りを示していません。

購入総額15,000円で得た0.00175 BTCを、その後600万円/BTCで評価すると10,500円。購入総額との差はマイナス4,500円、マイナス30%となる説明用の図。

0.00175 BTC × 600万円/BTC = 10,500円

購入総額15,000円との差は−4,500円、−30%です。ここでの30%は購入総額に対する評価上の減少率で、3か月目からのBTC価格の下落率ではありません。[S08]

また、定額で買い続けても、平均購入単価が毎回下がるわけではありません。高い価格で買い足せば、それまでの平均購入単価が上がる場合もあります。長く持っていれば必ず元に戻る、という約束もありません。[S02]

積立が役立つのは、毎回の買い時を自分で選び続けなくてよいことです。値動きが心配になったら、続けることだけを目標にせず、月の購入額や生活の余裕を見直してみてください。

毎月の収入から買う場合と、手元のお金を分ける場合

これから毎月受け取る収入から買うなら、まだ受け取っていない数か月分を、最初にまとめて買えるとは考えません。

一方、すでに手元にある資金を分けて買う場合には、一度に買うことも選べます。この比較では、最初に使える金額、価格の動き、最後に評価する時点をそろえる必要があります。

次は、最初から使える3万円を一度に買う場合と、1万円ずつ3回に分ける場合の説明用の例です。毎月の収入から買う5,000円の例とは、資金の前提が異なります。

一括は1回目に全額、分割は各回1万円を購入し、3回目の購入直後に評価します。購入を待つ資金は現金で持ち、費用・売買の価格差・税・利息・端数処理を省略。最終時点では両方とも3万円を投入済みです。価格は説明用で、実績・予測・起こりやすさを示していません。

説明用の価格推移 購入方法 最後のBTC数量 最後の評価額
1,000万円→2,000万円→4,000万円/BTC 最初に3万円を購入 0.003 BTC 120,000円
同じ上昇の例 1万円ずつ3回 0.00175 BTC 70,000円
1,000万円→500万円→250万円/BTC 最初に3万円を購入 0.003 BTC 7,500円
同じ下降の例 1万円ずつ3回 0.007 BTC 17,500円

上昇の例では、早く全額買った方の評価額が高くなっています。下降の例では分割した方の損失は小さいものの、3万円を下回っています。分けて買えば必ず得になる、とは言えません。[S08]

自動積立と手動購入、どう選ぶ?

自動積立なら、いったん設定した後の操作を減らせます。自分で定期的に買うなら、その都度、購入内容を見て注文します。どちらが合うかは、希望する金額や使う条件で変わります。

見るところ 確かめる内容
希望する金額 その額で利用できるか。月額の最低条件なのか、1回の注文条件なのか
購入価格と費用 実際にいくらで買えるか。取引手数料や価格差、入出金の費用も含める
手間 資金の用意、設定、都度の注文、購入後の確認に何が必要か
変更・停止 どこから手続きし、いつから反映されるか

「自動は楽、手動は安い」とは一括りにできません。手動でも販売所と取引所で使う価格や注文方法が変わります。指値なら、希望した注文が成立せず買えていない場合もあります。

「無料」でも、実際の購入価格を見る

たとえば、Coincheckつみたての公式料金表では、サービス利用と口座振替の手数料は無料ですが、購入価格には手数料相当額が含まれます。相場急変や流動性による例外もあります。[S04]

同じ1万円を使う説明用の例なら、購入価格が1,000万円/BTCでは0.001 BTC、1,020万円/BTCでは約0.00098039 BTCです。別途の取引手数料が0円でも、実際の購入価格が違えば数量は変わります。費用を別途加算しない仮定の例で、特定会社の提示価格や価格差を実測した比較ではありません。[S08]

売るときの価格や費用、円を入れる・戻すときの条件も含めて考えてください。費用の見方を詳しく知りたい場合は、購入から売却・出金までの費用を参照できます。

最低額に、自分の予算を合わせなくていい

2026年10月16日に確認したCoincheckつみたての公式案内では、月の最低積立額は1万円です。「1日あたり約300円」という案内は、月1万円を日割りして買う説明で、月300円から設定できるという意味ではありません。[S03]

この記事の月5,000円の計算例を、同サービスで設定できる額として使わないでください。希望額に合わなければ、別の方法の条件を調べたり、今は見送ったりできます。最低額に合わせて購入額を増やす必要はありません。

始めるときは、この順に

  1. 月の購入額を決める。 生活費、予定の支出、急な出費への備えを残し、価格が下がっても生活を崩さない範囲を考えます。
  2. その額で使える方法と条件を確かめる。 最低額、実際の購入価格と費用、資金の用意方法、購入の時期、変更・停止が反映される時期を見ます。
  3. 設定、または注文をする。 自動なら通貨・金額・頻度などを設定。手動なら必要な円を用意し、購入価格・数量・費用を見て注文します。画面や条件はサービスごとの公式案内に従ってください。
  4. 購入履歴と数量を確かめる。 設定しただけ、注文しただけで終えず、実際に何BTC買えたかを見ます。買付予定日や、注文がまだ成立していない可能性も確かめます。

Coincheckつみたての例では、プラン・通貨・金額と振替口座を設定し、設定内容と買付スケジュールを確認する流れです。設定直後に必ず買付が終わる、という案内ではありません。[S05]

金額の変更・停止も、操作した瞬間から反映されるとは限りません。同社FAQでは締切日を過ぎた変更は翌月から反映し、停止も当月の引落し・買付が行われる場合があると説明されています。手続き前に、金額の変更と停止の公式案内をご覧ください。[S06][S07]

始める順は、生活に合う月額を決める、その額で使える方法と費用を確かめる、設定または注文、購入履歴と数量の確認。

自分に合う金額と方法なら、積立を選択肢に

ビットコインに興味があり、毎月の収入から少しずつ買ってみたい。そんな人にとって積立は、買う時期に迷う負担を減らし、生活に合わせて続けるための一つの方法になります。

まずは自分が出せる金額を決め、その額で使える方法を探す。始めたら履歴と数量を見て、生活が変われば減額や停止も考える。この順番なら、サービスの最低額や値動きだけに振り回されずに始め方を考えられます。

購入先ごとの条件を見たいときは、購入先を選ぶから確認できます。今の自分には購入が合わないと感じたら、見送る判断も大切にしてください。

出典・情報の扱い

情報確認日:2026年10月16日。下記は制作時に公式本文を確認した情報です。サービスの条件は変わるため、利用時は公式案内をご確認ください。金融庁の一般的な家計・積立説明を、金融庁がビットコイン積立を推奨する根拠として使っていません。

AIを制作補助に使用し、自作図解を掲載しています。一般的な情報提供で、個別の投資判断や利益を保証するものではありません。本記事に広告・アフィリエイトリンクはありません。

動画で確認する

YouTubeで見る →
編集方針・訂正窓口